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環境ニュース[国内]

核燃機構大洗工学センター材料照射用実験装置配管で配置ミス 使用前検査でも気づかず

エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.03.08 【情報源】文部科学省/2005.03.01 発表

 平成17年2月10日に核燃料サイクル開発機構大洗工学センターの高速実験炉「常陽」で、炉心材料の強度特性を測定するための照射用実験装置のガス配管の一部の配置が、機構が承認した内容と異なっていたことが判明したことに伴い、9日に装置の使用前検査の一部として実施した耐圧・漏洩検査で、本来の検査対象箇所ではない部分に加圧して検査を行ってしまっていたことがわかった。
 このため核燃機構は17年2月14日に、そもそも使用前検査の条件が整っていなかったこと、検査を再受検したいむね文部科学省に報告。
 報告を受けた文部科学省は核燃機構から事情聴取を行い、大洗工学センターの使用前検査前の確認、装置製作時の品質管理が不十分であったと結論。17年3月1日付けで、(1)検査前条件を確実に整えた上で耐圧・漏洩検査を改めて受検すること、(2)大洗工学センターの管理品質向上を図っていくこと−−を大洗工学センターに指導した。【文部科学省】

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