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環境ニュース[国内]

大飯3号機冷却水漏れなど原発トラブル5件を国際評価尺度に基づき評価

エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.03.02 【情報源】原子力安全・保安院/2005.03.02 発表

 2005年3月1日に開催された、総合資源エネルギー調査会のINES(原子力施設のトラブルに対する国際評価尺度)評価小委員会で、04年5月から05年1月までに経済産業省所管の原子力施設で発生したトラブル5件についてINESによる評価が実施された。
 評価対象になったトラブルは(1)関西電力大飯3号機の原子炉容器のふたと制御棒駆動装置の接続部分(管台)からの冷却水漏れ、(2)東京電力福島第一2号機の原子炉冷却材再循環ポンプ1台の自動停止、(3)関西電力美浜1号機のタービン動補助給水配管の肉厚不足、(4)九州電力川内2号機の蒸気発生器伝熱管の渦流探傷検査による損傷発見、(5)日本原子力発電敦賀2号機の渦流探傷検査による損傷発見−−で評価はすべて「レベル0−(安全に影響を与えない事象)」とされた。
 INESは国際原子力機関(IAEA)と経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)が1992年3月に策定した原子力施設の事故・故障の世界共通の評価指標。日本では92年8月から運用されている。【原子力安全・保安院】

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