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環境ニュース[国内]

原子炉格納容器から窒素漏れ? 女川1号機が手動停止 

エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.02.25 【情報源】原子力安全・保安院/2005.02.25 発表

 定格熱出力で運転中だった東北電力(株)女川原発1号機(沸騰水型:定格電気出力52万4千キロワット)で平成17年2月24日に原子炉格納容器への窒素補給量が通常より増加していることが判明。東北電力は補給量増加は容器からの窒素ガス漏れが原因である可能性があるとして、24日23時40分に原子炉を手動停止を決定し、25日に手動停止を行った。
 原子炉格納容器は原子炉圧力容器やポンプなど重要な機器を覆っている密封容器で原子炉事故が起きた場合に放射性物質を閉じこめる役割がある。事故時に水素が発生して燃焼することを防ぐため、通常運転時には容器内に窒素を封入している。
 なお、26日以降は格納容器の漏えい率測定など原因調査が開始される予定。今回の件での外部への放射性物質の影響はないという。【原子力安全・保安院】

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