ＣＯＰ６再開会合を前に日欧で協議　ＥＵ代表団が来日

　気候変動枠組条約第６回締約国会議（ＣＯＰ６）再開会合を前に、日本政府との意見交換を目的として、京都議定書についての欧州連合（ＥＵ）のトロイカ・ハイレベルミッションが、２００１年７月９日から１０日まで来日する。
　今回のＥＵトロイカ・ハイレベルミッションは、ＥＵの本年前期議長国スウェーデンのイェルムヴァレーム副首相とダニエルソン首相府次官、ならびに本年後期議長国ベルギーのドゥルーズ・エネルギー・持続可能な開発担当閣外大臣、欧州委員会のヴァルストローム環境担当委員などから構成されており、７月６日から７日にかけて行われたオーストラリアへの訪問に引き続いての来日となっている。
　一行は、日本滞日中、小泉純一郎総理、田中眞紀子外務大臣を表敬、植竹繁雄外務副大臣の主催昼食会に出席するほか、川口順子環境大臣と会談する。また、日本政府との共同記者会見も予定されている。【外務省】