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環境ニュース[国内]

16件目のCDM案件承認 アルメニアでのメタン回収・発電事業

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.02.23 【情報源】環境省/2005.02.23 発表

 清水建設(株)が環境省に申請していたプロジェクトが2005年2月23日付けで、「京都メカニズム活用連絡会」に承認され、日本政府の正式なクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトとなった。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連6省庁のいずれかに承認申請を提出し、6省庁が共同で開催する「京都メカニズム活用連絡会」で承認されることが必要。今回の案件は日本としては16件めの正式CDM案件にあたり、環境省、経済産業省、国土交通省の3省がプロジェクトの支援を行うことになっている。
 なお案件の具体的内容は、アルメニア共和国エレバン市ヌバラシェン埋立処分で発生するメタンガスを回収・発電を行うもの。年間約13.5万トンのCO2クレジット(削減目標達成のために使用できる排出量の単位)の獲得が見込まれている。【環境省】

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