一般財団法人環境イノベーション情報機構
街頭検査で黒煙濃度基準値超過ディーゼル車71件発見
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.07.04 【情報源】国土交通省/2001.07.03 発表
国土交通省は、6月の1か月間を重点期間として「不正改造車を排除する運動」と「ディーゼル黒煙クリーン・キャンペーン」を全国的に実施した。このキャンペーンにあたっては、地方運輸局と地方整備局と協力し、不正改造車の摘発と自動車ユーザーへの啓発に重点を置いた街頭検査を全国160か所で169回実施し、14,190台の車両について検査を行った。
検査の結果では、15.9%にあたる2,257台の車両に保安基準不適合または、不適合のおそれがある箇所が見つかった。このうち、マフラー改造車で近接排気騒音基準値超過していた自動車が100件(検査車両の0.7%)、ディーゼル自動車で黒煙濃度基準値超過していた自動車が71件(黒煙測定車両のうち2.7%)あった。
なお、国土交通省では、767台(検査車両の5.4%)の車両に国が必要な整備を命令する「整備命令」を発令した。【国土交通省】