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環境ニュース[国内]

13〜15件目のCDMプロジェクト承認 昭和シェル、鹿島などの申請案件

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.01.12 【情報源】経済産業省/2005.01.12 発表

 昭和シェル石油(株)などが経済産業省に申請していたプロジェクト3件が17年1月12日付けで、「京都メカニズム活用連絡会」で承認され、日本政府の正式なクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトとなった。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連6省庁のいずれかに承認申請を提出し、6省庁が共同で開催する「京都メカニズム活用連絡会」で承認されることが必要。今回の3案件は日本としては13〜15件めの正式CDM案件にあたる。
 今回の案件の具体的内容は、(1)昭和シェル石油がブラジルで行う、「サルバドール・ダ・バイア埋め立て処分場ガスマネジメントプロジェクト」、(2)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)がベトナムで行う「ビール工場省エネモデル事業」、(3)鹿島建設(株)がマレーシアで行う「マラッカ市クルボン最終処分場におけるLFG(発生ガス)回収・発電事業」。
 いずれもプロジェクト支援担当省庁は経済産業省だが、鹿島建設の案件については、国土交通省も支援担当省庁となっている。3件あわせて、年間約94万トンのCO2クレジット(排出削減量)の獲得が見込まれている。【経済産業省】

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