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環境ニュース[国内]

異常気象時のバス輸送での安全確保措置を日本バス協会に指示

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.12.08 【情報源】国土交通省/2004.12.08 発表

 国土交通省は、異常気象時のバス輸送での安全確保策として運行管理者や乗務員が行うべき事項をまとめ、バス事業者がこの内容を周知徹底するよう、平成16年12月8日付けで(社)日本バス協会に指示した。
 今回の指示は、台風23号の影響で京都府舞鶴市内の国道で貸切バスが水没し乗客らが屋根で一夜を明かした事件で、バス事業者が気象悪化による運行停止を検討していたにもかかわらず、乗客からの要請されるまま運行を継続していたことが判明したことに対応して行われたもの。
 異常気象時にバス運行に関する安全指針を明確化し、乗客の安全確保の強化をめざした。
 なお運行管理者の行うべき事項としては(1)経路調査調査時にあらかじめ収集した洪水時の危険性情報に基づき、異常気象時に乗務員に対し適切な指示を行うこと、(2)運行経路の気象や道路状況についても日常的に情報収集に努めること、(3)乗客の安全を最優先とした運行が可能となるような指示を運転者に与えること、(4)運行管理者と乗務員の適切な連絡体制を整えておくこと−−があげられており、また乗務員の行うべき事項としては(一)異常気象時の乗客・バスの状況、処置を頻繁に運行管理者に報告すること、(二)危険が求められた場合は運行中止など乗客の安全確保を最優先にした措置をとること、(三)運行の判断が出来ない場合は運行管理者から指示を受けること−−があげられている。【国土交通省】

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