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環境ニュース[国内]

WTO非公式会合 新ラウンド交渉議題に環境を入れることは難航

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2001.07.02 【情報源】外務省/2001.06.27 発表

 2001年6月25日と26日の両日、スイス・ジュネーヴで、WTO(世界貿易機関)加盟の141か国の首都から次官級及びジュネーヴ駐在の各国大使が参加し、WTO非公式会合が開催された。
 この会合では、主に(1)11月にカタールのドーハでの開催が予定されているWTO閣僚会議で新ラウンドを立ち上げるかどうか、(2)新ラウンドでは何を交渉議題とすべきか、(3)合意を形成するのに何が障害となるのか、(4)7月末までにどこまで準備を進めるべきか−の4点が議論された。
 新ラウンドでの交渉議題については、既に交渉が開始されている農業、サービスの両分野や非農産品の更なる貿易自由化、貿易円滑化、政府調達の透明性を含めることについては多くの代表団より支持があった一方で、投資、競争、環境問題など新たな分野のルールの形成を交渉議題とすることには、途上国を中心に反対があった。
 なお、WTO次官級非公式会合の次回会合は2001年7月30日頃にジュネーヴにて開催し、交渉議題についてどこまでコンセンサスが形成されたかなどの評価を行うこととなった。【外務省】

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