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環境ニュース[国内]

採取ルールなど資源回復策も提言 山菜を核とした山村再生めざした報告書  

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2004.12.06 【情報源】林野庁/2004.12.03 発表

 林野庁の山菜文化産業懇話会は平成16年12月3日までに、山菜を核として山村の再生策を探ることを目的とした報告書をまとめ、公表した。
 スーパーで山菜が売られたり、レクリェーションとしての山菜採りが一般化したり、都市住民にとっても山菜が身近な食材となっている中で、無計画な採取や林業不振・山村の過疎化・高齢化による山菜の育ちやすい環境の減少が心配されている。
 このような現状を踏まえ報告書は、(1)名称や採取・栽培方法表示法などの販売・流通上の改善策、(2)ガイド付き山菜採りツアーの実施など山菜を食する文化の普及策、(3)アンテナショップの開発など需要拡大策、(4)山菜産業関係者の全国運動体の結成−−などの山菜産業の振興策をまとめるとともに(5)「採取ルール」など山菜資源の回復策を提言している。
 なお具体的な回復策としては、(一)森林管理で伐採を禁じる留山制度と同様な制度の導入、(二)森林造成・整備と一体となった育成環境の整備、(三)「採る分量をわきまえる」「周りの草木を痛めな」などの山菜採取ルールの普及−−などの内容が示されている。【林野庁】

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