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環境ニュース[国内]

平成16年度輸入食品監視指導計画の実施状況を公表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2004.11.08 【情報源】厚生労働省/2004.11.05 発表

 厚生労働省は「平成16年度輸入食品監視指導計画」の実施状況について中間報告をまとめ、16年11月5日付けで発表した。
 輸入食品に対し国が行う監視指導については、「食品衛生に関する監視指導の実施に関する指針」に基づき、毎年度「輸入食品監視指導計画を定め、この計画に基づき行うことになっている。
 今回公表されたのは16年4月〜9月の監視結果の速報値。
 88万3,918件の輸入届出件数に対し、9万937件の検査が行われ、うち484件(届出件数の0.1%)の違反がみつかった。
 違反内容のうち、最も多かったのが農薬の残留基準違反・抗菌性物質の検出・添加物の使用基準違反などで、377件(違反件数の71.8%)を占め、これにサイクラミン酸など指定外添加物を使用した加工食品の事例73件(違反件数の13.9%)が続いていた。
 なおその結果、16年4月〜9月に検査命令の対象となっていた食品は計64種にのぼり、産地国別では中国の29品目、タイの20品目、韓国の14品目が多かった。
 検査命令の対象になった場合、輸入者は費用を負担して、厚生労働省指定機関で検査を実施しなければならず、検査結果が判明し問題がないことが確認されるまで輸入手続きを進めることができない。【厚生労働省】

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