一般財団法人環境イノベーション情報機構
16年度間伐・間伐材利用コンクールで受賞者が決定
【ごみ・リサイクル グリーン購入】 【掲載日】2004.10.26 【情報源】林野庁/2004.10.25 発表
平成16年10月12日に開催された、間伐・間伐材利用コンクール審査委員会で、同コンクールの16年度受賞者が決定した。このコンクールは全国森林組合連合会など森林・林業関係17団体で構成される「間伐推進中央協議会」が12年度から実施しているもので、16年度の応募総数は234件。
今回はこのうち「林業事業体による森づくり」部門で、林野庁長官賞の東白川村森林組合(岐阜県)など3団体・社、「森林ボランティア団体等による森づくり」部門で、間伐推進中央協議会会長賞のによど川森林救援隊(高知県)など2団体、「暮らしに役立つ間伐材利用」部門では、同じく林野庁長官賞の愛媛県森林組合連合会木材加工センター(愛媛県)など6団体・社が受賞した。
このうち「林業事業体による森づくり」部門の東白川村森林組合は、15年3月にFSC森林認証を取得し、持続可能な森林経営に取り組んでいる団体。間伐材の搬出コスト低減を図るために、高性能林業機械を導入。販売量の8割を間伐材が占めている点に特色がある。
なお、授賞式は16年11月14日に静岡市で開催される「森林整備シンポジウム2004 in 静岡」の中で行われる。受賞者にはアカマツ間伐材で製作した表彰状が授与される。 【林野庁】