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環境ニュース[国内]

欧州理事会 2002年までの京都議定書発効に向け日本に使節団派遣決定

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.06.22 【情報源】外務省/2001.06.22 発表

 2001年6月15〜16日(現地時間)、スウェーデンのヨーテボリで、欧州理事会(EU首脳会議)が開催され、気候変動問題・持続可能な開発などの環境問題、及びEU拡大の今後の行方についてが今回会議の主な議題となった。
 気候変動問題については、2002年までの京都議定書の発効に向け、多くの先進工業国の参加を確保することが必要であるため、日本に対しEUが使節団を派遣する考えを発表した。また、EUと米は京都議定書及びその批准について意見の相違があることを認めているが、両者の代表者によるハイレベル・グループを創設することに合意し、継続的な対話の必要性が認識された。欧州理事会は、米がCOP6再開会合に建設的にのぞむとの約束を歓迎した。
 更にEUは、加盟国に対し各国独自の「持続可能な開発戦略」の策定を求めたほか、2002年9月にヨハネスブルグで開催される「持続可能な開発における世界首脳会議(リオ+10)」での持続可能な開発に関する世界的規模での合意成立に向けて、同サミット前に、ODAをGDPの0.7%にするという国連の目標を達成するなどの具体的な成果をあげることを確認した。【外務省】

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