魚介類摂食に関する注意事項見直しについて意見交換会を開催へ

【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2004.08.20 【情報源】農林水産省／2004.08.19 発表

　厚生労働省と農林水産省は平成１６年９月１７日１３時から１６時３０分まで、東京・築地の国立がんセンター内国際研究交流会館で、水銀を含有する魚介類摂食に関する注意事項見直しについての意見交換会を開催することにした。
　魚介類摂食に関する注意事項は１５年６月に厚労省が妊婦向けに作成したものだが、その後ＪＥＣＦＡ（注１）がメチル水銀のＰＴＷＩ（生涯にわたり摂取し続けても健康影響が現れない１週間あたりの摂取量）を従来の人の体重１キログラムあたり３．３マイクログラムから体重１キログラムあたり１．６マイクログラムに引き下げたことなどを受け、このほど薬事・食品衛生衛生審議会で見直しを進めることが決まっている。
　今回の意見交換会では、魚介類摂食に関する注意事項見直しについての概要の説明、一般公募した消費者団体、事業者団体、学識経験者、国によるラウンドテーブルでの意見交換、会場参加者との意見交換が実施される予定。
　このうちラウンドテーブルでの意見交換への参加希望団体は団体名、当日参加者（１名）の氏名、住所、電話番号、ＦＡＸ番号　魚介類摂食に関する施策への意見（４００字程度まで）を記載の上、郵便かＦＡＸで１６年８月３０日正午までに申し込むことが必要。
　また会場参加希望者は氏名、住所、電話番号、ＦＡＸ番号、勤務先・所属団体を記載の上、郵便かＦＡＸで１６年９月３日正午までに申し込むことが必要。
　申込先はともに厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課。

（注１）ＷＨＯ／ＦＡＯ合同食品添加物専門家会議。【厚生労働省，農林水産省】