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環境ニュース[国内]

地球温暖化CDMフォーラム2004を東京と大阪で開催へ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.08.18 【情報源】環境省/2004.08.17 発表

 環境省は「地球温暖化CDMフォーラム2004」を、平成16年9月14日(東京)と17日(大阪)に開催することにした。
 このフォーラムは15年度CDM(クリーン開発メカニズム)・JI(共同実施 注1)事業実現可能性調査の調査実施団体による報告、地球温暖化対策の最近の国際動向の紹介を行うもの。
 実現可能性調査は、効果の高いプロジェクト案件発掘や、CDMやJIに関する国内的・国際的ルールづくりのための情報収集を目的として11年度から実施されているものだが、今回のフォーラムでは、東京会場で(株)大林組など15団体・社、大阪会場で(株)関西総合環境センターなど7団体・社が報告を行う。
 また地球温暖化対策の国際動向を紹介するものとしては「京都メカニズム活用促進のための政府の取組について」、「CDMをめぐる国際的情勢−方法論から市場動向まで」などの講演が実施される予定だ。
 参加希望者は16年9月10日までに、(財)地球環境センターのホームページから申し込む必要がある。
 なお、環境省ではこのほかにも、京都メカニズムに取り組んでいる事業者支援の一環として、ウェブサイト「京都メカニズム情報プラットフォーム」を(社)海外環境協力センターに委託して開設。京都メカニズムの手続きや制度を日本語でわかりやすく紹介し、CDMやJIの事業のハードルを低くために努めている。

(注1)CDMとJIは、京都議定書に盛り込まれた市場原理を活用した措置「京都メカニズム」の中の制度で、CDMは先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。また、JIは先進国同士が共同で温暖化対策事業を行い、その事業によって削減された排出削減分を事業の投資国と実施国とで分け合うことができる制度。【環境省】

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