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環境ニュース[国内]

「公害防止管理者制度の見直しに関する考え方」への意見募集開始

環境学習 環境関連資格】 【掲載日】2004.07.29 【情報源】環境省/2004.07.29 発表

 環境省は平成16年3月にまとまった、公害防止管理者制度改革についての報告書に基づき、「特定工場における公害防止組織の整備に関する法律」の施行令・施行規則の改正を行いたいとして、改正の方向性を示した「公害防止管理者制度の見直しに関する考え方」を16年7月29日に公表し、16年8月18日まで意見募集を行うことにした。
 この「考え方」は、(1)大気と水質の公害防止管理者間で連絡調整の必要性が低い場合は公害防止主任管理者の選任を免除する、(2)一定条件下で、同一社内の敷地の離れた複数工場間や、同一敷地内の複数関連会社の工場間での公害防止管理者の兼任を認める、(3)対策技術に共通性が大きい騒音分野と振動分野の公害防止管理者資格を統合した、騒音振動関係公害防止管理者資格を新設する、(4)国家試験に科目別合格制を導入し、3年以内であれば複数年かけて資格を取得できるようにする、(5)経産大臣・環境大臣が行っている合格証書の交付・再交付事務を指定試験機関が行うことにする、(6)資格認定講習機関の指定制度を廃止し、登録制度に移行する、(7)資格認定講習受講資格になっている技術資格に技術士・環境部門、環境計量士などを追加し、受講資格の学歴要件を一定の実務経験で代替可能とする−−などの内容を示している。
 また(6)は改正内容の公布日、(1)、(2)は17年4月1日、(3)、(4)、(5)、(7)は18年4月1日に施行するとされている。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【環境省】

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