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環境ニュース[国内]

16年1月〜3月の原子力発電施設トラブル4件を国際評価尺度に基づき評価

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.05.28 【情報源】原子力安全・保安院/2004.05.27 発表

 平成16年5月26日に開催された、総合資源エネルギー調査会のINES(原子力施設のトラブルに対する国際評価尺度)評価小委員会で、16年1月から3月までに経済産業省所管の原子力施設で発生したトラブル4件についてINESによる評価が実施され、中国電力・島根原発2号機で原子炉再循環ポンプから1次冷却水が漏水した件が「レベル0+(安全に影響を与えうる事象)」、関西電力・高浜原発3号機で蒸気発生器伝熱管計311本の傷がみつかった件と、四国電力伊方原発3号機で充てんポンプ1台から1次冷却水が漏水した件が「レベル0−(安全に影響を与えない事象)」とされた。
 福島第2原発4号機で作業員空気マスクに窒素が混入した件は「評価対象外(安全に関係しない事象)」とされた。
 INESは国際原子力機関(IAEA)と経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)が1992年3月に策定した原子力施設の事故・故障の世界共通の評価指標。日本では92年8月から運用されている。【原子力安全・保安院】

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