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環境ニュース[国内]

16原発に対する15年度第4回保安検査結果を発表

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.05.14 【情報源】原子力安全・保安院/2004.05.13 発表

 原子力安全・保安院は平成16年2月から3月にかけて国内の16原子力発電所で実施した15年度第4回保安検査の結果を15年5月13日付けで発表した。
 保安検査は保安規定が遵守されているか確認することを目的とした原子炉規制法に基づく検査。
 今回、各原子力保安検査官事務所はそれぞれの原発ごとに設定した重点項目を中心に検査を実施したが、立入り検査、物件検査、関係者質問の範囲では16原発いずれについても保安規定に違反する事項は認められず、運転管理状況の記録確認、原子炉施設巡視、定期自主検査等への立会いの結果でも、運転管理状況についての問題は発見されなかった。
 ただし、平成16年2月6日に物品搬出に関する改善事項が数多く見つかったことが東電から発表された東電柏崎刈羽原発に対しては、放射性廃棄物管理手順に着目した保安検査が行われ、東電発表への評価文書や改善事項をまとめた文書が別途保安院により作成され、改善が指示された。
 このほか、福島第一原子力発電所使用済燃料共用プールの大物搬入口扉の施錠忘れがみつかり、保安規定違反にはあたらないものの、改善の必要性が指摘された。【原子力安全・保安院】

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