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環境ニュース[国内]

島根原発原子炉設置変更許可申請の補正内容を原子力2委員会に諮問

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.04.16 【情報源】原子力安全・保安院/2004.04.15 発表

 中国電力が平成16年4月7日付けで原子力安全・保安院に提出した島根原発3号機増設とこの増設に伴う1・2号機の受電系統変更に関する原子炉設置変更申請の補正内容が16年4月15日付けで原子力安全委員会と原子力委員会に諮問された。
 今回の補正は(1)新しく実施した地質調査に基づくデータを原子炉設置変更申請に追加する、(2)宍道断層のうち、松江市福原町から鹿島町尾坂までの約8kmに加え、尾坂から鹿島町佐陀本郷までの約2kmを耐震設計上考慮すべき活断層に追加するとともに、松江市福原町以東、鹿島町佐陀本郷、鹿島町古浦沖に耐震設計上考慮すべき活断層が存在しないとする、(3)3号原子炉施設の耐震設計にあたって基準地震動S2(注1)として通常のS2−D1のほかに、短周期側でS2−D1を上回るS2−D2を設定する、(4)記載の明確化・適正化−−などが主な内容。

(注1)基準地震動S2:過去5万年間に活動した活断層による地震の記録や地震地体構造から考えられる最大の地震(設計用限界地震)が直下地震として起こった場合以上の地震動。【原子力安全・保安院】

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