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環境ニュース[国内]

京阪神圏の静脈物流システム構築に関する調査結果まとまる

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2004.04.13 【情報源】国土交通省/2004.04.12 発表

 国土交通省が平成15年度に取り組んでいた、京阪神圏を想定した「ゴミゼロ型都市形成のための静脈物流システム構築に関する調査」の報告書が平成16年4月12日までにまとまった。
 今回の調査は京阪神の鉄道、海運、トラック共同輸送などを活用した環境負荷低減型静脈物流システムの方向性、その実現のための制度や枠組みづくり、物流拠点施設の整備、物流を支える情報システムの構築などについての課題を検討したもの。
 具体的には、京阪神圏でのリサイクル事業の特徴の1つとなっている廃タイヤリサイクルを含む静脈物流モデルを提示し、その環境改善効果や経済性についてのシミュレーション結果を報告するとともに、ヒアリング結果に基づき、モデル具体化に向けて関係者から指摘があった事項や、これら指摘事項に対する関係省庁や自治体によるコメントを整理している。
なお、14年度調査で近距離の輸送ではモーダルシフト(注1)の効果が出にくいとの結果が出たことを受け、今回検討された物流の範囲は必ずしも近畿6府県内に限定されていない。
 
(注1)自動車による輸送から、より二酸化炭素排出量が少ない船舶や鉄道への輸送へ輸送手段を転換していくこと。【国土交通省】

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