一般財団法人環境イノベーション情報機構
全国63地点でさくらが開花 北海道も早め開花の見込み
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.04.07 【情報源】気象庁/2004.04.07 発表
気象庁は平成16年4月7日、同日までに全国63の観測地点でさくら(ソメイヨシノ)が開花したと発表するとともに、これから開花する北海道地方の予想開花日を公表した。さくらの開花は気温が高いと早まり、気温が低いと遅くなるが、開花が確認された63地点では、平年より13日開花日が早まった米子・松江(ともに開花日:3月21日)をはじめほとんどの地点で平年より開花が早く、平年と同じだったのは熊本と尾鷲の2地点、平年より遅かったのは宮崎・鹿児島の2地点にとどまっていた。
一方、北海道地方の開花日は同地方の2月中旬からこれまでの気温が高めだったことから、平年並み(注1)か最大5日程度早いと予想されている。
平成13年4月に環境省がまとめた「地球温暖化の日本への影響2001」ではソメイヨシノの開花日が、この50年間に5日早まっていると指摘されている。
(注1)平年並は平年値との差が2日以内のことを指す。【気象庁】