一般財団法人環境イノベーション情報機構
16年度以降の環境JIS策定スケジュールを改訂
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2004.04.02 【情報源】経済産業省/2004.03.31 発表
平成16年3月25日開催の日本工業標準調査会標準部会第13回環境・資源循環専門委員会で、「環境JIS策定促進のアクションプログラム」の内容が改定された。環境JISとは3R(リデュース、リユース、リサイクル)や省エネ、大気・水質排出濃度測定に関する規格など、環境保全に幅広く貢献する規格を想定した名称で、「アクションプログラム」は環境JIS策定のスケジュールを示した「環境JIS策定中期計画」や、実際の規格審議を行う技術専門委員会に対する、技術分野別の「環境配慮
規格整備方針」の策定勧告が主な内容。
今回の改訂では「環境JIS策定中期計画」に今後環境JIS化を検討すべき41件の新規テーマを追加したが、その結果、今後3年間にJIS化を進めていくべきとするテーマの総件数は217件、16年度にJIS化を進めるテーマは85件となった。
なお217のテーマを環境配慮のジャンル別に分けると、有害化学物質対策が56件と最も多く、3R対応の55件がこれに続いていた。【経済産業省】