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環境ニュース[国内]

ふげん発電所でトリチウム濃度上昇 外部への影響はなし

エネルギー 原子力】 【掲載日】2001.05.24 【情報源】原子力安全・保安院/2001.05.23 発表

 核燃料サイクル開発機構新型転換炉ふげん発電所は、定格出力で運転中のところ、主排気筒のトリチウム濃度の分析値が通常より数倍高い傾向を示したため、放出源調査を行ったところ、アニュラス部(原子炉格納容器と外周コンクリート壁との間の密閉空間)でのトリチウム濃度が格納容器のトリチウム濃度の通常値より高いことが確認された。
 このため、調査・点検を実施することとし、平成13年5月23日20時から出力を降下し、原子炉を停止することとした。
 なお、トリチウム濃度は通常より高い数値が計測されたが、法令に基づく3ヶ月平均濃度規制値の1/10程度での推移であり、外部に対する放射能の影響はない。【原子力安全・保安院】

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