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環境ニュース[国内]

建設コンサルタント登録制度案 新設予定の廃棄物部門に意見集中

環境学習 環境関連資格】 【掲載日】2004.02.05 【情報源】国土交通省/2004.02.05 発表

 国土交通省は平成16年1月14日30日まで実施していた、建設コンサルタント登録制度の規程改正案への意見募集結果をまとめ、16年2月5日付けで公表した。
 建設コンサルタント登録制度とは、土木に関する20の登録部門で一定の要件満たした場合、国土交通大臣の登録が受けられる制度。15年3月末現在で4,005業者が登録されている。
 今回の改正案は登録規程の技術上の管理をつかさどる専任者の登録要件として技術士を指定していることから、技術士の技術部門第2次試験選択科目の見直しに伴い、登録部門名称の変更などを行ったもの。
 なお、廃棄物に関する調査、計画、アセスメント、設計、施工監理の多くの部分を建設コンサルタントが担っている状況下で、業務の資質、能力が一定レベルに達していることを認定制度がなかったことから、技術士衛生工学部門のうち廃棄物関係を選択科目とする技術士を対象に「廃棄物部門」を新設することも今回盛り込まれていた。
 公表結果によると、期間中寄せられた意見は51通。意見の大半は選択科目の見直しにあたって、現行の選択科目を活用することができるよう経過措置を考慮してほしいという内容だった。
 特に衛生工学部門の新選択科目「廃棄物管理」に内容が引き継がれる現行の「廃棄物処理」、「廃棄物管理計画」の容認の継続を求めるものが44件あった。さらに現行の「廃棄物処理」に内容の一部が引き継がれているかつての「汚物処理」の容認を求めるものも21件あった(注)。

(注)1通の中に複数意見を述べたものがあるため、意見件数は重複している。【国土交通省】

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