平成１２年の総需要電力量、前年より２．２％増加

　資源エネルギー庁では、平成１３年３月分の総需要電力量について、用途別電力量と大口需要業種別実績を発表した。また、平成１２年度総需要電力量の実績速報値もあわせて発表した。
　これによると平成１３年３月の総需要電力量は、気温が前年に比べ高かったことから、暖房需要が減少し、８０６億ｋＷｈで平成１２年の３月と比べて１．８％減となった。
　一方、平成１２年の総需要電力量については、夏の猛暑と冬の冷え込みによる冷暖房の需要増および一部素材型産業のアジア向け輸出の増加、ＩＴ関連産業の生産増などから、平成１１年度に比べ２・２％増加し、９，７８２億５，６００万ｋＷｈとなった。【資源エネルギー庁】