一般財団法人環境イノベーション情報機構
CDMのプロジェクト設計書作成・認証業務に関する研修参加者募集開始
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.12.03 【情報源】経済産業省/2003.12.03 発表
経済産業省は2003年12月3日、クリーン開発メカニズム(CDM)の活用を促進するための研修事業を実施することを決め、その受講者募集を開始すると発表した。CDMは京都議定書に盛り込まれた市場原理を活用した措置「京都メカニズム」の中の制度の1つ。一定の手続きの下で先進国と途上国が共同で実施するプロジェクトによる温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認めるとしている。
今回の発表された研修は「CDM企業等組織内部人材育成研修コース」と「バリデーター、ベリファイアー研修コース」の2コース。
「CDM企業等組織内部人材育成研修コース」はCDMによる温室効果ガス排出削減プロジェクトの「プロジェクト設計書(PDD: Project Design Document)」作成を行う人材養成を目的としたもので、一方、「バリデーター、ベリファイアー研修コース」は温室効果ガス排出削減プロジェクトをCDMとして正式に認める第3者認証機関「運営組織」で審査、認証業務を行う人材育成を目的としたもの。
それぞれ2004年1月から3月にかけ実施される予定で、受講生希望者は所定の応募用紙に必要事項を入力、電子メールで申込む必要がある。【経済産業省】