一般財団法人環境イノベーション情報機構
15年7月から9月までの再処理施設の環境放射線管理状況を原安委に報告
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.12.02 【情報源】原子力安全・保安院/2003.12.01 発表
原子力安全・保安院は再処理施設の平成15年7月から9月までの環境放射線管理状況をまとめ、15年12月1日開催の第75回原子力安全委員会に報告した。今回報告されたデータの中で、核燃料サイクル開発機構東海事業所再処理施設の海洋放出口周辺で採取された貝類については、過去10年間の放射線測定結果の範囲を超えた項目が確認されたが、これは過去10年間の変動幅の測定対象としてきた二枚貝が今回採取できず、暫定的に「あわび」を測定対象としたためであると報告された。
「あわび」の過去10年間の測定結果と比較した場合は、これまで測定された数値の範囲内にあるという。【原子力安全・保安院】