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環境ニュース[国内]

物流の環境負荷低減に向けた実証実験 15年度2次分として15件の実施を決定

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.11.20 【情報源】国土交通省/2003.11.19 発表

 国土交通省は平成15年11月19日、幹線物流の環境負荷低減に向けた実証実験のプロジェクト公募で、15年度の第2次認定案件として15件を決定したと発表した。
 この実証実験は物流事業者や荷主などの関係者が協力して実施する、(1)輸送共同化、(2)モーダルシフト(輸送手段の転換)、(3)その他の方法−−によるプロジェクトについて、最長2年にわたり国が実験費用の3分の1を負担し実験を行うもの。
 第1次として15年8月に21件を認定しているため、今回の認定分とあわせ、を15年度は計36件のプロジェクトを行うことになった。
 なお実施が決まった36件すべてについて、予想通りの結果が出た場合には、輸送時の二酸化炭素排出量が合計で年間約3万8,000トン削減される見込みという。
 同量の二酸化炭素を森林による吸収で削減しようとすると、東京ディズニーランドの約90倍の面積の土地に新たに植林する必要があるが、この支援制度で交付する補助金の総額は約2億5,000万円。国土交通省では「非常に効果的な環境施策」とPRしている。【国土交通省】

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