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環境ニュース[国内]

2003年10月の世界の月平均地上気温が観測史上最高に

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.11.17 【情報源】気象庁/2003.11.17 発表

 気象庁は2003年11月17日、同年10月の世界の月平均地上気温が平年値(1971〜2000年の30年間の平均値)より0.61℃高くなり、観測統計を開始した1880年以降最も高い値を記録したと発表した。
 このデータは月平均気象通報(注1)の全地点データから同庁が計算したもの。 
 同庁によれば、10月の世界の月平均地上気温は1970年代半ばから上昇傾向を示しており、1990年代以降は特に高温を記録する年が増えているという。また2001年後半から地上気温の上昇に加え対流圏の気温、海面水温も高温状態が継続している。
 なお同庁ではその原因として、「二酸化炭素の増加による地球温暖化の影響や数年から数十年程度の周期で繰り返される自然変動が考えられる」との見解を示している。

(注1)月平均気象通報=世界各国の気象機関から全球気象通信システム(GTS)回線により通報される地上月気候値気象通報(CLIMAT報)。【気象庁】

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