バイオマスからつくられた食器の導入実験、農水省職員食堂で開始へ

　農林水産省は同省職員第５食堂と屋上の職員喫茶室で、平成１５年１１月１３日から、とうもろこしやおがくずなどバイオマスからつくられた食器の利用実験を開始することにした。
　この実験は同省が文部科学省、経済産業省、国土交通省、環境省の４省と共同で取り組んでいるバイオマス資源の総合的な利活用についての戦略「バイオマス・ニッポン総合戦略」の関連事業として実施するもの。
　バイオマス由来のプラスチック食器を繰り返し利用した後で、リサイクルやたい肥化を行い、バイオマス由来プラスチック製品の耐久性、利便性、使用した食器の分別回収の実現可能性、リサイクルのコスト、環境負荷低減効果などを評価するほか、食堂利用者にバイオマス由来のプラスチック食器のイメージや使い勝手についてアンケートを実施する予定。【農林水産省】