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環境ニュース[国内]

有機農産物認定 14年度は前年度より国内認定分の割合増える

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2003.11.07 【情報源】農林水産省/2003.11.07 発表

 農林水産省は平成15年11月7日付けで、14年度の有機農産物有機農産物加工食品の格付実績を公表した。
 14年に国内で有機農産物として格付けされ、有機JASマークを付された農産物の総量は約4万7,000トン。これに対し海外の事業者から有機JAS認定を受けたり、海外の有機JAS制度と同等の制度の認定を受けた農産物は、国内での格付数量の約2.5倍の約11万8,000トンにのぼっていた。
 13年度には海外で認定受けた有機農産物が約15万4,000トンで国内認定分約3万3,000トンの約5倍となっていたことを考えると、国内認定の割合は高まったことになるが、国内認定分と海外認定分をあわせた有機農産物の総量は減少した。
 一方、有機農産物加工食品についての国内の総格付数量は9万6,000トン、外国で格付けされたものは約4万トンで、こちらも13年度の総格付数量(国内認定分9万4,000トン、海外認定分は約9万8,000トン)と比べると、国内認定の割合は高まったものの、国内・海外をあわせた認定有機農産物の総量は減少した結果となっている。
 なお国内総生産量に対する、国内で格付けされた有機農産物の割合は約0.15%と13年度にくらべ0.05ポイント増加した。
 また国内で格付けされた数量の割合が特に高い緑茶(荒茶)については、国内総生産量に対する有機農産物割合が13年度の1.5%にのぼっていた。【農林水産省】

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