一般財団法人環境イノベーション情報機構
小泉総理の所信表明演説 国民の政策形成参加を重視
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2001.05.08 【情報源】首相官邸/2001.05.07 発表
小泉総理大臣は平成13年5月7日、衆参両院の本会議で所信表明演説を行った。この演説の中で首相は「『生きがいを持って、安心して暮らすことができる社会』を実現するためには、教育、社会保障、環境問題等について、制度の改革と意識の転換が必要」と環境問題に触れ、「二十一世紀に生きる子孫へ、恵み豊かな環境を確実に引き継ぎ、自然との共生が可能となる社会を実現したい」との抱負を述べた。また、具体的な問題としては「2002年までの京都議定書発効を目指し、最大限努力」「循環型社会の構築に向け、廃棄物の発生抑制、再生利用の促進、不法投棄の防止等に取り組む」と温暖化と廃棄物の問題について言及した。
また、総理は「日本が希望に満ち溢れた未来を創造できるか否かは、国民一人ひとりの、改革に立ち向かう志と決意にかかっている」とし、小泉内閣のメールマガジン発刊やタウンミーティングなどの取り組みを通じて国民と積極的に対話し、「国民が政策形成に参加する機運を盛り上げていきたい」との意思も表明した。【首相官邸】