一般財団法人環境イノベーション情報機構
使用中のディーゼル車に対するNOx、黒煙測定手法評価実験を開始
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.10.24 【情報源】国土交通省/2003.10.17 発表
国土交通省と自動車検査独立行政法人は平成15年10月20日から、京都南自動車検査場で、使用中のディーゼル車を対象にオパシメータ(光透過式黒煙測定器)と簡易型シャシダイナモメータによる黒煙やNOxの検査データの収集実験を開始した。実験内容は簡易型のシャシダイナモメータを使った実走行に近い負荷条件のもとで、より低レベルの黒煙を測定することが可能なオパシメータでNOxと光不透過度(オパシティ)を測定するもの。
オパシメータと簡易型シャシダイナモメータの実用性を評価し、新しい排出ガス検査手法の確立、規制値の検討の参考資料とすることが目的だ。
実験は2年計画で実施される予定で、600台以上の検査データを収集することが目標とされている。【国土交通省】