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環境ニュース[国内]

海洋科学技術センターの研究用ブイが機器内の放射性同位元素ごと行方不明に

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.10.07 【情報源】文部科学省/2003.10.04 発表

 平成15年10月4日17時頃、青森県にある海洋科学技術センターむつ研究所から文部科学省に対し、同研究所が所有し北太平洋カムチャッカ沖で係留していた海洋物質循環を研究するためのブイのチェーンが破断し、ブイ本体とともに機器内の放射性同位元素(炭素14 使用量14.8メガベクレル)が行方不明になったとの連絡があった。
 不明となった放射性同位元素の放射能は、IAEAの国際基準で規制が免除される量(10メガベクレル)と同程度であり、万が一この放射性同位元素が海中に漏れても海水で拡散されるため周辺環境への影響はないという。
 なおこの件は放射線障害防止法上の法令報告対象事故にあたる事象であるため、文部科学省としては、今後海洋科学技術センターに正式な報告を求める方針だ。【文部科学省】

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