地域でのバイオマス利活用の取組事例紹介ページを開設

【ごみ･リサイクル リサイクル】 【掲載日】2003.09.30 【情報源】農林水産省／2003.09.29 発表

　農林水産省は平成１５年９月２９日、「バイオマス利活用フロンティア推進事業の取組事例」を紹介するページを同省ホームページ内に開設した。
　「バイオマス利活用フロンティア事業」は平成１４年１２月に閣議決定されたバイオマス資源の総合的な利活用戦略「バイオマス・ニッポン総合戦略」に基づき、家畜排せつ物や、食品廃棄物などのバイオマス資源の利活用を地域レベルで推進することを目的とした事業。
　国が事業費の半分を支援し、多様な分野にわたる関係者が参加する推進協議会の設立や、バイオマス資源の地域での総合利用計画の策定、新技術を用いたモデル的な施設整備などを推進している。ただしバイオマス資源の利活用方法が多岐にわたることを反映して、具体的な取組み内容は自治体によって異なっている。
　今回開設されたホームページは、土づくり、畜産環境保全、生分解性プラスチック利用推進などのプロジェクトの種類ごとに、都道府県、市町村が実施している事例を収集、紹介するもの。
　例えば食品廃棄物関連事業としては京都市の廃食用油のバイオディーゼル燃料化事業が掲載されている。【農林水産省】