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環境ニュース[国内]

保安院、建設中の3基の原子炉のアクシデントマネジメント報告を妥当と判断

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.09.30 【情報源】原子力安全・保安院/2003.09.29 発表

 原子力安全・保安院は平成15年9月29日、現在建設が進められている中部電力(株)浜岡原発5号機、東北電力(株)東通原発1号機、北陸電力(株)志賀原発2号機−−の3基の原子炉のアクシデントマネジメント整備方針に対する同院としての評価結果を公表した。
 アクシデントマネジメントは通常の原発の安全設計評価の範囲を大幅に超える炉心損傷事故(シビアアクシデント)を想定した、運転管理手法・設備両面での影響緩和措置のこと。
 原子炉を設置している電力会社は原子力発電所ごとに自主的に検討したアクシデントマネジメントの整備内容と、その内容に対する確率論的安全評価手法(プラントの安全が大きく損なわれる確率を評価する方法)による評価結果保安院に報告することになっており、既設の52炉については14年5月までに報告を提出、保安院が14年10月にこれに対する評価結果を公表している。
 建設中の3炉については15年7月に報告が提出されていたもので、今回の評価では、(1)設備面、(2)アクシデントマネジメント実施体制、(3)確率論的安全評価−−のいずれも整備済みの既設プラントと同等の内容で妥当だと評価された。【原子力安全・保安院】

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