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環境ニュース[国内]

金属スクラップコンテナからの放射線検出事件で金属片を放射線源と特定

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.09.30 【情報源】文部科学省/2003.09.26 発表

 山口県光市の新日本製鐵(株)光製鐵所内に置かれていた輸入金属スクラップコンテナから平成15年9月25日に放射線が検出された事件で、翌26日に文部科学省から派遣された放射線検査官の立ち会いの下、放射線源の確認としゃへい容器へ収納が行われた。
 コンテナ内には1トン程度の布袋が20個収納されていたが、サーベイメーターによる放射線量測定の結果、放射線量の高い布袋1袋の中から溶けたような金属片(約4cm×6cm×厚さ0.5cm)が見つかり、放射線源とされた。この金属片はドラム缶に収納し、鍵をかけた倉庫の中で一時保管した後で、詳細な測定を行うためアイソトープ協会に搬送することになった。
 また、放射線源を取り出した布袋と他の2つの布袋から、有意な放射線が検出されたため、この3袋は再度コンテナに収納しロープで区画した。これらの布袋についてもアイソトープ協会に搬送し測定が行われる予定。【文部科学省】

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