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環境ニュース[国内]

15年度CDM模擬認証事業の事業案件候補を募集開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.09.24 【情報源】環境省/2003.09.24 発表

 環境省はCDM認証モデル事業を平成14年度に続き実施するにあたり、モデル事業の中でCDM事業の認証のための審査を受ける事業案件を15年9月24日から10月14日まで募集することにした。
 CDMは京都議定書に導入されている、市場原理を活用した削減目標達成のための措置「京都メカニズム」の3つの制度の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 CDM実施にあたっては、事業を正式なプロジェクトとして認めるための審査、事業の検証・認証を行う第三者機関「運営組織(operational entity)」が中心的な存在となるが、「運営組織」になるためには締約国会議による指定を受けることが必要だ。
 今回のモデル事業は日本でCDM事業活動を早期に立ち上げるために、日本の運営組織候補となっている認証機関の経験・知見の蓄積向上させることが目的で、この認証機関が選定された事業案件についてCDMプロジェクト設計書(PDD)の模擬有効化審査を行う−−という内容。
 なお事業の中で行う認証は京都議定書に基づく正式なものではないため、正式なCDM案件とはならないが、環境省では事業案件の実施事業者側にも資金を交付し、将来的なCDM事業有効化審査への参加を支援したい考えだ。【環境省】

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