一般財団法人環境イノベーション情報機構
食の安全・安心に関する政策提案会を開催 有機農業支援の必要性などが指摘される
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2003.09.24 【情報源】農林水産省/2003.09.19 発表
農林水産省は平成15年9月18日13時30分から16時まで、同省第2特別会議室で食の安全・安心に関する政策提案会を開催した。同省は「食品安全基本法」の下、厚生労働省と分担・協力して食品のリスク(危険性)管理行政を担当することになっており、15年6月にはその指針となる「食の安全・安心のための政策大綱」を決定している。
今回は提案者としては、鹿児島県消費生活センター・消費生活アドバイザーの有山まり子さんら8名が出席し、意見を述べた。
意見としては「食の安全・安心についての意識は低く、義務教育の期間は食育が重要」、「食育には年間を通じた農業体験学習が重要」、「外国産の有機農産物が日本の農業を脅かしている。国内の農業が有機農業に転換する際の技術・資金面での支援や有機農業認証への支援が必要」などの内容が指摘された。【農林水産省】