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環境ニュース[国内]

NOx・PM低減装置性能評価制度で第1号認定

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.09.08 【情報源】国土交通省/2003.09.08 発表

 国土交通省は平成15年9月8日、「窒素酸化物又は粒子状物質を低減させる装置の性能評価制度」に基づき、はじめて窒素酸化物(NOx)粒子状物質(PM)低減装置の認定を行ったと発表した。
 この評価制度は、以前に創設されていた「粒子状物質低減装置性能評価制度」を14年8月に拡充したもので、ディーゼル車に装着するPM低減装置とNOx酸化物低減装置について評価を行い、その結果を公表するもの。評価の結果、認定された装置を装着した自動車は、自動車NOx・PM法の車種規制に適合するものとして取り扱われる。
 今回認定第1号となったのは株式会社エス・アンド・エスエンジニアリング製の「DBS型排気ガス浄化装置(型式:DBS−A1)」。平成元年規制適合のいすゞ4BE1型原動機を搭載している自動車に取り付けることができ、NOxとPMを同時に低減することが確認されたという。
 ただし、同評価制度の検討会はNOxとPM双方を削減する技術の走行実績が浅いことなどから、当面は装着可能台数を800台に制限するなど、限定的な使用を前提とし、6か月後に限定使用を解除できるか再評価を行う方針だ。【国土交通省】

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