原子力発電施設のトラブル４件を国際評価尺度に基づき評価

　平成１３年４月２４日、総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会ＩＮＥＳ評価小委員会が開催され、経済産業省所管の原子力施設で発生したトラブルについての評価を実施した。
　評価対象になったトラブルは平成１２年１２月２６日に日本原子力発電（株）東海第二発電所で起こった原子炉冷却材再循環ポンプ軸封部の機能低下など４件。これらのトラブルについては国際原子力事象評価尺度に基づき、評価が行われたが、結果はレベル０（安全上重要ではない事象）が２件、評価対象外（原子炉施設の安全性に関係しない事象など）が２件となった。【原子力安全・保安院】