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環境ニュース[国内]

旭硝子船橋工場内でウラン化合物とトリウム化合物を発見

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.08.26 【情報源】文部科学省/2003.08.21 発表

 平成15年8月21日、旭硝子(株)から文部科学省に対し、千葉県の同社船橋工場内でウラン化合物とトリウム化合物の試薬ビンが発見されたとの連絡があった。
 試薬ビンは15年6月24日に化学分析室の白金用金庫内で発見されていたが、旭硝子側では放射線測定を行い、専用の金庫に保管する、化学分析室を施錠し立入を制限するなどの保管方法を検討した上で文部科学省に連絡したもの。
 内容は酢酸ウラニル280グラム、酢酸ウラニル亜鉛17グラム、酸化ウラン15グラム、硝酸トリウム2グラムで、通報を受けた文部科学省職員が21日中に調査を行った結果では、放射線量は金庫表面で最大1時間あたり0.1マイクロシーベルトであり、安全上問題ないレベルだったという。
 文部科学省では引き続き調査を実施し、必要な指導をとる方針。【文部科学省】

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