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環境ニュース[国内]

衛星を使った地球規模の洪水予報システムを紹介 国際洪水ネットワーク第1回総会

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2003.08.13 【情報源】国土交通省/2003.08.11 発表

 2003年8月10日に、国際洪水ネットワーク(International Flood Network:IFNet)の第1回総会がスウェーデンのストックホルム市内で開催された。
 国際洪水ネットワークは、各国の自発的な水問題解決への行動をまとめ、第3回世界水フォーラム閣僚級会議で合意された「水行動集」の中に提案されているプロジェクトで、国土交通省が実施主体となっている。
 洪水に関する情報や経験を国際機関、各国政府、学術機関の間で共有し解決策を検討することを目的として、洪水についての情報共有の枠組みの提供、水文観測施設が未整備の国・地域向けの人工衛星による洪水警報システムの構築−−などに取り組むことが想定されている。
 今回の総会では正副議長・事務局長が選出され、今後の活動計画が承認されたほか、洪水被害軽減活動として3事例の紹介が行われた。
 なお3事例のうち、国土交通省とNASDA(宇宙開発事業団)が推進している衛星を使った地球規模のリアルタイム洪水警報システム”グローバル・フラッド・アラート・システム(GFAS)”に対しては、降雨観測施設が不十分な発展途上国から大きな期待が寄せられた。【国土交通省】

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