市民活動の中でのビジネスモデル育成事業で１７件の事業を採択

　経済産業省は平成１５年８月１１日、１５年度の「市民活動活性化モデル事業（市民ベンチャー事業）」で１７件の事業を採択したと発表した。
　この事業はまちづくりなど、市民活動の中で実施されている優れたビジネスモデルを発掘し、そのビジネスモデルを試行・評価するとともに、全国の市民活動団体に活動内容を広くＰＲすることが目的。
　今回採択された事業は１５年２月２４日から平成１５年４月１１日までの公募期間中に寄せられた３２１件のアイディアの中から選ばれたもので、採択案件の中には「白神山地を守る会」によるＩＴを活用した里山ガイドと産直活動、「アウトドアズ産業教育研究会」による山岳リゾート地でのインタープリテーション・データベースシステム構築と、アウトドア用品・用具レンタル事業のビジネスモデルを確立－－などの事業が含まれている。【経済産業省】