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環境ニュース[国内]

物流の環境負荷低減に向けた実証実験 15年度第1次分として21件の実施を決定

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.08.11 【情報源】国土交通省/2003.08.08 発表

 国土交通省は平成15年8月8日、幹線物流の環境負荷低減に向けた実証実験のプロジェクト公募で、15年度の第1次認定案件として21件を決定したと発表した。
 この実証実験は物流事業者や荷主などの関係者が協力して実施する、(1)輸送共同化、(2)モーダルシフト(輸送手段の転換)、(3)その他の方法−−によるプロジェクトについて、最長2年にわたり国が実験費用の3分の1を負担し実験を行うもの。
 認定に際しては23件の応募案件があったが、学識経験者で構成された検討会による審査でうち21件が推薦された。その中から予算の範囲内で補助金100万円助金あたりの二酸化炭素排出削減効果が高いものから認定を行った結果、21件すべてが実施されることになった。
 なお実施が決まった21件の実験すべてについて、予想通りの結果が出た場合、輸送時の二酸化炭素排出量が合計で年間約2万トン削減される見込みという。
 同量の二酸化炭素を森林による吸収で削減しようとすると、東京ディズニーランドの約50倍の面積の土地に新たに植林する必要があるが、この支援制度で交付する補助金の総額は約1億3,000万円。国土交通省では「非常に効果的な環境施策」とPRに積極的だ。
 また15年度は好評につきプロジェクトの2次募集を行う。2時募集の応募締め切りは15年10月3日。【国土交通省】

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