遺伝子組み換え高オレイン酸大豆を利用した食品の表示について意見募集

　農林水産省では、遺伝子組換え食品の表示についての基準の一部改正することについて、意見を募集している。
　今回の改正では、高オレイン酸大豆の食品としての安全性が平成１３年３月に厚生労働省により認められ、実際に市場で流通することから、高オレイン酸大豆やこれを原材料とする加工食品について、表示を義務づける。
　平成１１年８月に農林水産省の食品表示懇談会がまとめた「遺伝子組み換え食品の表示のあり方」では、組成、栄養素、用途等に関して従来の食品と同等でない遺伝子組換え農産物については安全性が確認された時点で義務表示を導入すること」が適当であり、また表示中に変化した組成などについての情報も表記（この場合は高オレイン酸遺伝子組み換えであることを表示することとされていた。意見提出の締め切りは平成１３年５月２４日まで。【農林水産省】