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環境ニュース[国内]

島根原発第2号機の炉心シュラウドのひび進展評価方法を認可

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.07.28 【情報源】原子力安全・保安院/2003.07.25 発表

 定期検査で発見された島根原発第2号機の炉心シュラウド(炉心の外側にある円筒形のステンレス製構造物)のひびの進みぐあいを評価する方法が「発電用原子力設備に関する構造等の技術基準」に規定されていないため、中国電力(株)は規定外の設計を利用する場合に必要な「特殊設計施設認可」申請を行っていたが、申請されていたひびの進展評価、構造強度計算手法、計算結果が妥当であるとして、平成15年7月25日付けでこの申請に対する認可が原子力安全・保安院により行われた。
 島根原発第2号機では第11回定期検査時に、炉心シュラウド中間胴の溶接線内側近くでひび割れ1か所が確認されたため、中国電力では、ひびの5年後の進展を評価し炉心シュラウドの健全性を確認した上で運転を継続することにしている。
 なおこのことを踏まえ、申請された評価手法の適用期間は5年間に限定するとの条件の上で今回の認可が行われている。【原子力安全・保安院】

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