一般財団法人環境イノベーション情報機構
家電リサイクル法14年度不法投棄台数 4品目合計で13年度より20.1%増加
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2003.07.18 【情報源】環境省/2003.07.17 発表
環境省は14年度の家電リサイクル法対象4品目廃家電の不法投棄台数調査速報値をまとめ、公表した。この調査は13年度と14年度の不法投棄データを持つ2,743市区町村を対象に実施されたもの。
14年度の家電4品目の不法投棄台数はエアコンが16,839台、テレビが7万7,149台、冷蔵庫が3万2,400台、洗濯機が2万6,638台で4品目合計では15万3,026台となった。
また13年度と14年度の累計不法投棄台数を品目別に比較した結果では、14年度の不法投棄台数のほうがエアコンで652台(4.0%)増加、テレビで1万3,678台(21.5%)増加、冷蔵庫で6,175台(23.5%)増加、洗濯機で5,092台(23.6%)増加しており、総計では2万5,597台(20.1%)の増加となっていた。
環境省はこの結果について「廃棄台数に対する不法投棄台数の割合は13年度とほぼ同じ1〜2%の間で推移しており、家電リサイクル法施行後2年目を迎え、不法投棄もほぼ落ち着いている状況」との評価を示している。【環境省】