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環境ニュース[国内]

3基の原子炉のアクシデントマネジメント検討結果、報告される

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.07.17 【情報源】原子力安全・保安院/2003.07.16 発表

 現在建設を進めている中部電力(株)浜岡原発5号機、東北電力(株)東通原発1号機、北陸電力(株)志賀原発2号機−−の3基の原発の「アクシデントマネジメント検討報告書」と「確率論的安全評価報告書」が平成15年7月16日付けで原子力安全・保安院に報告された。
 アクシデントマネジメントは通常の原発の安全設計評価の範囲を大幅に超える炉心損傷事故(シビアアクシデント)を想定した、運転管理手法・設備両面での影響緩和措置のこと。
 原子炉設置者である電力会社は原子力発電所ごとに自主的に検討したアクシデントマネジメントの整備内容と、その内容に対する確率論的安全評価手法(プラントの安全が大きく損なわれる確率を評価する方法)による評価結果を経済産業省に報告している。
 今回の「アクシデントマネジメント検討報告書」は3原発とも、既設原発と同レベルのアクシデントマネジメントを行うと謳っており、また「確率論的安全評価報告書」では確率論的安全評価の結果、これらの対策が有効であると報告している。
 なお報告書を受け取った原子力安全・保安院では今回提出された報告書についてこれから内容を精査する予定だ。【原子力安全・保安院】

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