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環境ニュース[国内]

廃棄しようとしたフリーザー内で未許可の放射性同位元素を発見 東京理科大学生命科学研

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.07.11 【情報源】文部科学省/2003.07.09 発表

 平成15年7月4日、千葉県野田市にある東京理科大学生命科学研究所の大型機器室で、廃棄しようとしたフリーザーの中からアンプル4本に入った未許可の放射性同位元素が発見された。
 この大型機器室は放射線管理区域外であったため、大学側はただちに放射線管理区域内にアンプルを移動させ、内容確認を行うとともに、フリーザーや大型機器室の汚染状況検査を実施した。
 その結果、アンプルの中身は炭素14であることが確認され、またフリーザー内に若干の放射能汚染が認められたため、ただちに除染が行われた。ただし人や周辺環境への影響はなかったという。
 なお大学側はこれらの状況調査を実施した後で、7月9日に文部科学省に内容を報告したが、報告を受けた文部科学省は発見後5日も経ってから連絡があった点について東京理科大学側を厳重注意した。
 文部科学省はさらに、見つかった放射性同位元素が未許可で発見場所が放射線管理区域外であることから、東京理科大側に10日以内に放射線障害防止法の法令報告事象として文部科学大臣あて正式報告を求めるなど、必要な措置をとる方針だ。【文部科学省】

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